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2011/11/15.Tue

『動物愛護法改正について』マールと猫まる母からのお願い。

みなさま猫まる母でございます。
平素は猫まるカフェ上野とEast店そして『猫まる日和』を日頃ご愛顧頂きありがとうございます。

さて、マールさんのブログや猫まるカフェは皆様に心の安らぎとなって頂ければと思い
基本的にあまり現実的な人間世界のことには触れず
非日常の猫まるワールドを楽しんで頂いていますが、
でも今日は人間世界の現実にお付き合いいただけませんでしょうか。
でも、それは嫌だなぁと思う方もおられると思います。
それももっともです。だってココは安らぎ処なんですから。

ですのでその方々は大変申し訳ありませんが、以下の文についてはお読みにならず
明日からまた『ねこ猫まるワールド』に戻りますので本日はいつもの猫まる日和はお休みさせてください。


では、お付き合いが可能な皆様へ下記のお願いがございます。
また元来文章を書くということがあまり得意でないため、文章に脈絡がなく
読みづらい点もありますが少々お付き合いくださいませ。
また、今回のお願いは猫まるカフェからのお願いであり、
他の猫カフェさんが全て同じ意見ではないということも御承知くださいませ。


単刀直入に申しますと
現在環境省にて募集をされているパブリックコメントに意見を送っていただきたいのです。
さてどういうことかと申しますと、ブログランキングに参加している『猫カフェブログ村』でも
声が上がってきているのでご承知の方もいらっしゃるとは思いますが、
「動物取扱業の適正化について(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について」というものが
環境省より募集されています。
詳細は↓に環境省のリンク先を貼りますのでご覧いただければと思います
『動物取扱業の適正化について(案)』


当店に関係するのは深夜の展示規制についてです。
(※猫カフェを営業するためには動物園やペットショップでペットを販売するのと同じ
展示という許可を都道府県に頂かなくては開業ができません。)

今夏パブリックコメントを環境省が募集されていたので
猫まる母も、コメントを書いてお送りしてみました。
でもその時はそんなに猫カフェについて心配はしておりませんでした。
何故かというと、現在も猫カフェを開業するにあたりいろいろな
決め事がありそれを遵守すれば特に問題は無いはずと思っていたからです。
だって、要は動物達が幸せに暮らせる配慮を怠るなということが決められているので
猫まるカフェはそれを遵守するということをモットーにやってきたからです。


しかし今回のパブリックコメント募集を拝見し明らかに夏の時とは違うのです。
不幸な末路を辿る動物達が沢山いるのも事実なので沢山議論していただいて
何がいいのかどうするべきなのかこの際ですからキチンと決めていただければ嬉しいなと
思っていたのに・・・、
十分な議論もせずに法改正も待たずに
展示の営業を8時から20時にしますよって言っているんです。
しかも犬と猫に限定してです。
そんな馬鹿なって思ってしまいました。


猫は元来夜光性です。
なので8時~20時よりも、10時~22時の方が全然理にかなっている気もしますし、
本当の活動時間を考えると深夜から朝方にかけての方が一番合っています。
でも8時~20時としますというのです。
12時間なら12時間でいいですから一律同じ営業時間にしないで欲しいのです。
上野と錦糸町でも混雑する時間帯は違いますし、東京と東京以外でも違うと思います。


そして猫カフェ以外に展示に該当するところは、
動物園や水族館やペットショップでケージに入り販売されている子達が一番多いかと思います。

でもどうやら動物園や水族館は今回の規制から外されるようです。
夜間営業や宿泊プランのある動物園や水族館もあるから同じなのになぁ~って思ってしまいます。
どうも教育に良いからということらしいのですが・・・
猫カフェは教育によくないのでしょうかねぇ・・・。

もちろん、幼齢期にあるちびっ子達を小さなところに閉じ込めて
1日に何時間も、ましてや売れなければ何ヶ月も人目にさらされ小さなケージの世界で
生きているってことには改善が必要ですしとても不憫すぎます。
なんらかの規制や改正が間違いなく必要です。

余談ですが上野店の初期猫スタッフメンバーも売れ残り組です。
たまたま見つけたマールさんですが、実は売れ残っておりました。
でもあまりに猫まる母の心に響く顔でしたので猫スタッフに迎えようと思ったら、
そのお店には大きくなって売れにくくなってしまった猫だらけで
あまりに不憫で思わずそこで売れ残って
いた全員を購入してしまったということもありました・・・。
(ちなみに、ライン・メイプル・ミルキー・との君・ぶりちゃん・マールさんです)
だってみんなで一斉に僕も私も連れて行ってっていう目で見るのですよ・・・。
だから上野店はオープンして直ぐでも子猫が豆ちゃんしかいなかったのです。

きっと猫カフェの猫は沢山に人と触れ合ってストレスがいっぱいでかわいそうと
思う方も沢山いらっしゃると思います。
環境省のお役人さん達のなかでもそう思ってケシカランといって改正案をだされたの
かもしれません。

でも十分な愛情を込めてお世話をしている当店の猫スタッフを是非見に来て欲しいです。
全くストレスを与えてないかといわれればNOです。
でも
外で自由に生きる猫
家で暮らす猫
猫カフェの猫
それぞれ、幸せな点もあり不幸せな点もあます。
ストレスがない子なんてどこにもいません。

猫まるカフェでは猫スタッフ達の猫生が少しでも幸せになるべく
愛情を注ぎ責任をもって猫スタッフ達と向き合う気持ちで
人間スタッフ全員がお世話をしています。

先程も述べましたが、現在でも決め事はあるのです。
当店はそれを遵守です。でもそれをお役人さんたちが確認しに来たことは
開店する際の1回だけなのです。
定期的な視察や抜き打ち検査や遵守していないお店情報を受けての是正勧告等
まだ改正する前に本来ならやっていなければいけないことをされていないにも関わらず、
遵守しているお店が一緒くたに規制されるのがどうしても悲しいのです。
1日2時間の短縮されど2時間の短縮・・・。困らない訳がないのです。
守らないお店は教育してくださいお役人さん。
頑張っているお店にもさらに精進できるガイドラインをください。
自分達でも頑張って切磋琢磨しますから・・・。


猫カフェは元々台湾で発祥しました。
でもあまりうまく根付いていないようです。
先日台湾のペットに関する仕事をされている方達から視察に伺わせて欲しいと
いう依頼もあったくらいです。
では日本では如何でしょうか、いろいろなパターンの猫カフェが現在あります。
中には、保護を目的としたようなお店もあります。
基本的に、猫カフェはあまり商売として儲かる仕事ではありません。
営利だけが第一目標ならば大きなリスクを抱え参入する方は少ないはずです。
猫が好きがベースにあっての運営なのです。
但し、沢山の猫達や人間スタッフ達を抱え運営するためには
当然大きな責任感を持ち、好きだけではなく経営する感覚もとても重要で
営利と猫の幸せと両極にいる2つをバランスよく舵取りをするのが難しい業種でもあります。
この難しい状況の中でやっと、日本で根付いてきた猫カフェ文化。
その中で、
保護をされ新しいお家へ行ける猫達がいる事実。
お子様が来店されて猫を抱っこをして生き物は温かいと知る事実。
高齢になり残念ながら痴呆が始まってしまったけれど猫を膝に乗せ昔の事を思い出す事実。
障害を持ちうまく人と関われない方が何度も猫達と触合い外の世界に興味を持った事実。

普段私達を癒してくれる以外にも、こんな風に猫カフェには沢山の可能性があります。
まだまだ始まったばかりの日本の猫カフェ文化が衰退するのを一緒に防ぐ協力を
お願いはできませんでしょうか。そして猫に限らず多くの動物達が幸せに少しでも
幸せに長生きしていけるような法律へ改正をお願いしたいのです。

結局はパブリックコメントを送っても無駄なのかもしれません。
でも猫スタッフだけではありません、人間スタッフだって守らなければならない
責任ある立場を考えれば、声をあげなければななりません。


でも一人ではあまりに力が小さすぎます。
みなさまのご理解ご協力が必要です。

決して大きい志や使命感をもって開店した猫まるカフェではありませんが、
OPENする際に主軸に据えた

猫と猫
猫と人
人と人
それを、ネコミュニケーションとして末永く皆さんに親しんで頂く場所としての
役割を引き続き営んでいけるようにご協力をお願いいたします。


そして運営しながら、少しずつ見えてきた、気づいて来た猫カフェにも出来ること。
それをこれからも続けて行きたいと思っています。
(数えてみたら、
里親さんの家の子になった子と猫スタッフになった外猫さん達が25匹を超えました)

では最後に、猫まる母の説明では不足だと思われますので、
下記のブログを参考にしていだたくと改正のあらましが詳しく分かると思います。
『新たなパブリックコメントについて』

『ここがヘンだよ改正案』

上記のブログは、おそらく多分日本で一番多くの猫カフェに脚を運んでいる方です。
解り易くまとめてあるブログですので、是非ご参考にして頂ければと思います。
また上記のブログで猫まる母はパブリックコメントについて知りましたので(お恥ずかしいですが)
問題提起をして頂いた、いなみさんに御礼を申し上げます。
ありがとうございました。


パブリックコメントの意見用紙が必要でしたら猫まるカフェでもお配りしますので
是非お声かけください。また1人で送るのも心配と言われる方も
ご一緒でよろしければまとめて郵送もいたします。
どうぞご協力をお願いいたします。

長くなりましたが、拙すぎる文章を最後までお読み頂きありがとうございました。

またお読み頂き、賛同できないというご意見も有ろうかと思いますし、
それも動物達の事を考えての貴重なご意見だとおもいます。
ご賛同頂ける方、さらにはご協力頂ける方の行動もまた貴重なご意見です。
単に、賛成、反対を議論することを趣旨としてはおりませんので
ご理解をいだけますようお願い申し上げます。


猫まる母
                    猫まる母



マール20111115


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